平成23年3月11日は、かの未曾有の大震災であったが、この一年、わたし自身を振り返って見ると、逆境の中、色々想い巡らし試行錯誤しながらも「己の生きる指針」を打ち立てることができた。
厳しい社会・経済状況の中ではあるが、お陰さまで、本当に有難いことだと感謝している次第。
特に、日本人としての原点を顧みる機会を与えていただいたことに感謝している。
すると、不思議とこころが安定してくるのだ。
まずは、食べ物。
牛、豚など死ぬときに涙を流す(人間に近い感情をもつ)動物の肉食は、まったく口にしなくなった(添加物に知らずに入っている場合があるため、意識的にという意味で・・・)。
いつの間にか、鳥、白身赤身の大型魚(青味の小型魚類を除く)などもほとんど口にしなくなっている次第(ここ最近はまったく口にしていない)。
また、乳製品を止めた代わりに、豆乳や大豆等の豆類、きな粉、納豆などを基本食とさせていただいているところである。
不思議と、ひらめきが多くなり、シンプルな生活の中に満足が見いだせるようになってきた。
さらに、主食はパンや白米(白米は「粕(かす)」と漢字で現わすが如し)を止めた代わりに、「玄米」を基本に、手巻きずしなど状況に応じて「五分つき米」をいただくことにしてから、すこぶる心身の調子がいいのである。
昔、患ってきた花粉症もまったく出ない。
昔、よくひいた風邪もまったくひかない。
体質改善とともに自身の霊性も少しづつ向上させていただいてきているようでお陰さまで本当に感謝しかない。
最近、ご飯を炊く時、水分を少なくし、その反動でいやおうにも「噛む」ように仕向けている。
どうしてもやわらかければ「噛む」ことを必要としないので、意識的に噛むことに心が偏って感謝する機会を失うように感じるからである。
固めのご飯は、必然的に「噛む」ようになるので、ご飯の本来の味わいに心が行き届き、また咀嚼すればするほど、まったりとした味となるから不思議である。
こんなことを今さら言っていると「ご一笑」なされることを覚悟のうえ、若き時期にこのような食事に対する身の置き方を知っていればと深く懺悔しているところである・・・
お金は使わず、健康にもよく、頭がシャープになり、いくぶん霊性も高まる・・・など、私はこの一年でこれだけを実感できただけでもお陰さまで幸せ至極である。
もし、みなさんが、牛、豚など高等動物を食する場合、少なくとも「命」をいただくことへの感謝をお勧めしたく、敢えて「美食」追求のみをもって大量消費する姿勢から転換していただけたら、と願う。
牛、豚などを食す場合は、その尊い命を頂きその命の分以上に宇宙に還元していくための「薬」として十分感謝して頂くべきと考える。
まあ、それでも、肉に対しては賛否両論があるのだろうか。
よって、少なくとも、私自身の体験談として、私は、牛、豚は食さないことで「こころの調子がいい」とだけ言っておこうか(これだけは、皆さんが己自身で悟ることしか道はないからである・・・)。
話は戻って、つまり、この一見、不況に見舞われ希望の光が見えにくいと思える日本全土の姿は、「般若心経」等諸経典の読誦を通して見つめるうちに、日本人の生き方の原点を思索することができる稀有な時期だったと感謝している。
戦後、「西洋」の文化に傾倒し続け、ここ数年は「韓流」などといったフレーズに象徴されるように「隣国」の文化に傾倒する人々・・・
彼ら(彼女ら)は、一体いつになれば「自分」の足元を見つめるのであろうか・・・
日本人の弱点は、危機的状況になれば、自身を見つめなおさず、外を見て安心したり(他と比較したり)、大きな権力や時勢に思考停止して従うところか・・・
私は、そんな日本人にはなりたくない。
これをお読みくださっている皆さんのように、日本人の長所を生かしたいと願っている。
その長所を世界中に、宇宙の果てまで解き放っていきたい。
戦前の軍国主義のような「力」ではなく(だからと言っても、自衛隊は尊重しているところである)。
戦後の資本主義のような「製品」ではなく(だからと言って「モノ」自体の否定ではない)。
「正直」「清浄」「慈悲」に根差した生き方を解き放っていきたいのだ。
これは、「天照皇太神」「八幡大菩薩(大神)」「春日大神」がお示しになった三社託宣に基づくものである。
この日本国における最上位におはす神々の託宣に示された「正直」「清浄」「慈悲」を蘇らせることに政治、経済、教育、地域、隣人、家庭・・・などは関心を寄せるべきと、少なくとも私は確信している。
この3つにおいては、世界にも、宇宙全体にも、何ら不利益なことは見いだせないが如何。
あの大震災から一年が経った。
皆さんには、この一年、振り返って見ればどのような気付きがあったのでしょうか。
私は、「食」の見直しと、霊場巡りで広がった神仏習合の「宇宙観」、そして読経による「瞑想」のありがたさにあらためて気付くことができた次第。
さあ、かの大震災から一年は終わり、次の一年が始まる。
もう、過去の矛盾に満ちた「カネ」と「モノ」中心の経営システムから、「こころの経営」へとシフトしようではないか!
節目である本日、大震災以降の一年、様々な原因で犠牲となられた諸精霊に回向の志をここに捧げ奉る。
観音句
南無大慈大悲の観世音菩薩
四重重罪
五逆消滅
自他平等
即身成仏
南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
願以此功徳 普及於一切 我
「カネ」「モノ」を中心とした経営システムを脱して、「こころの経営」を尊重していただける縁ある方々を御守護なさしめ給へ
現在の日本国に巣食い、善良な日本国民を陥れる輩および邪気邪霊に対しても速やかに悟りのこころを生ぜしめ給へ
同時に、私自身を含めて、日本国はじめ、世界、宇宙のあらゆるものに速やかに悟りのこころを生ぜしめ給へ

燦々と輝く日光とともに教王護国寺(東寺)におはす国家鎮護の大元帥明王に心より祈る。
すべてのものが速やかに悟りの心を生じることができますように























